CrystalReports x ActiveReports比較

VB6で開発したアプリケーションをVistaで動作させたいのだけれど、帳票を作っているCrystalReports(含バーコード)が対応していないことが判明。
以下はCrystalReportsとActiveReportsの比較検証結果。

運用言語とWindowsOS

  CrystalReportsXI CrystalReports2008 ActiveReports2.0J ActiveReports for .NET 3.0J
VB+XP × ×
VB6+Vista × × ×
VB.NET+XP ×
VB.NET+Vista ×

※CrystalReportsXIがVista対応されたのはRelease2以降

バーコード

CrystalReportsXI 標準FONTは含まれていないため別インストールが必要
CrystalReports2008 CODE39のみ対応。他規格はFONTの別インストールが必要
ActiveReports2.0J CODE39(フルアスキー)、CODE49、CODE93、CODE128、JAN8、JAN13、EAN128、ITF、POSTNET、UPC/A、UPC/E、UPC/Eアドオン、NW-7(CODABAR)、カスタマバーコード
ActiveReports for .NET 3.0J ANSI39、CODE 2 of 5、CODE128、CODE25 mat、CODE39(フルアスキー)、CODE39、CODE49、CODE93、EAN128、EAN128FNC1、ITF、JAN13、 JAN8、M4SCC、MSI、NW-7(CODABAR)、POSTNET、UPC/A、UPC/E、QRコード、PDF417、カスタマバーコード(郵便バーコード)

ライセンス

  CrystalReportsXI CrystalReports2008 ActiveReports2.0J ActiveReports for .NET 3.0J
サーバライセンス 不要 不要
デザイナ配布ライセンス
(追加開発端末)
不要 不要
運用端末ライセンス 不要 不要 不要 不要

※ActiveReports for .NET 3.0J StandardEditionの場合はデザイナ配布不可

雑感

  • ActiveReportsインストールには事前にVB5orVB6のインストールが必要。
  • ActiveReportsインストールには事前にIE4.0以上のインストールが必要…なのだが、Vistaにインストールするときに「IE4.0以上を入れてね」警告がでる。IE7.0では認識されないのかな。この警告は無視しても問題ない。
  • ActiveReportsのバーコードコントロールが使いやすい。プロパティを切り替えるだけで規格を変更できる。