仮想ハードディスクサイズを縮小する
VirtualPCではファイルが使用している領域が削除後も開放されず、結果として仮想ハードディスクファイルのサイズが肥大していく。この現象を解消するために、手動でハードディスクファイルを縮小する必要がある。
以下の処理により13GBが7GB程度に縮小できた。
環境
- ホストOS Windows2003 Server
- ゲストOS WindowsXP
- Microsoft Virtual PC 2007
手順
- ゲストOSでデフラグ
- ゲストOSで圧縮前処理
- 仮想ハードディスク圧縮処理
ゲストOSで圧縮前処理
デフラグで空いた領域に0データを書きこむ処理。これにより圧縮処理時に領域を削除してくれるようになる。
- ホストOSにてVirtualPCをインストールしたフォルダ内にあるVirtual Disk Precompactor.isoファイルを探す。
例)\Microsoft Virtual PC\Virtual Machine Additions\以下 - 圧縮対象のゲストOSでVirtuaPCを起動する
- VirtualPC上のメニューバーにて「CD」→「ISOイメージのキャプチャ」を選択し、[1]で確認したisoファイルを指定する。
- ゲストOS上のCDドライブに、Virtual Disk Precompactorがマウントされる。ダブルクリックで起動。
2008.07.11追記:ゲストOSがVistaの場合は、右クリック→「管理者として実行」する。 - 圧縮前処理が開始する。終了時にメッセージが表示される。